2024年11月5日に実施されたアメリカ合衆国大統領選挙ではトランプ氏が再選しました。
年明けにスタートするトランプ政権による米国経済や金融市場への影響が注目されています。
今回の大統領選挙では、共和党のトランプ氏が圧勝し、さらに議会上院、下院でも共和党が勝利する「トリプルレッド」とう結果になりました。
米国では議会下院に立法権と予算編成権があり、上院では閣僚や大使などの人事承認権などがあります。 トリプルレッド実現で、トランプ氏は公約を実現しやすい状況になりました。
◆トランプ氏の政策
トランプ氏が掲げる政策は以下の通りです。
◆トランプ政権が経済や市場に与える影響
トランプ氏の再任の影響で、再びインフレが高まり、当分は円安ドル高基調が続くと予想されています。
米国株式市場では減税や規制緩和が進んで経済が活性化するとの期待から、S&P500が最高値を更新し、「トランプ・ラリー」が進み、歓迎ムードとなっていました。
一方、中央銀行にあたるFRB(米連邦準備制度理事会)が利下げを進めている状況にもかかわらず、米10年債利回りが上昇基調。
トランプ次期大統領の政策がインフレ的であることを織り込んでいるとみられています。
関税問題ではトランプ氏は輸入品に10~20%の関税を、中国には60%の追加関税をかけるとしています。
この措置は米国が相手国に一方的にかけるだけではなく、相手からの報復関税をかけられることも。
実際、中国や欧州連合(EU)は前回のトランプ政権下で報復を行った。これは、米国民が輸入品を買うときに割高なコストを支払うだけでなく、報復関税分だけ米国の輸出事業者が不利になる。つまり、輸入インフレ要因と、輸出の下押しのマイナス効果の両面で打撃を被ることになると言われています。
◆トランプ政権で注目すべき銘柄を紹介
米ドル円 |
前回トランプ氏就任時にトランプラリーが発生! 今回も円安に動く可能性もあり、米国債利回りの動向と合わせて 注目! 【おすすめFX取引会社】 ・GMOクリック証券[FXネオ] ・外為どっとコム[外貨ネクストネオ] ・GMO外貨[外貨ex] ・SBIFXトレード |
テスラ |
前回トランプ氏就任時にトランプラリーが発生! 経営者のイーロン・マスク氏が大統領選でトランプ氏を支援し、重要ポストに就くとの報道あり。 テスラが推進する自動運転タクシーなどの規制緩和が進むとの見方も浮上。 【おすすめ取引会社】 ・SBIネオトレード証券 ・GMOクリック証券[クリック証券CFD] ・外為どっとコム[CFDネクスト] ・楽天証券[楽天CFD] |
ビットコイン |
トランプ氏は暗号資産の規制緩和に前向きとの見方もあり、 大統領選挙後には史上最高額値を更新中! 【おすすめ取引会社】 ・GMOコイン ・DMMビットコイン ・SBIFXトレード ・ゴールデンウェイジャパン |