2017年07月18日

7/17~7/21★今週のポイント

VALUがにわかに流行っていますね。個人が株式市場に上場できるようなイメージ、らしいです。こういうのって法的にダメなんだと思い込んでいましたがそうではなかったんですね。純粋に個人を応援するという意味ではいい仕組みだなぁと思いました。

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先週(7/10~)の為替相場の流れを復習します。

【月曜日】
ドル円は113.935円で開始後、東京市場では先週末に発表された米雇用統計の好結果などから堅調な動きとなり114.20円台まで上昇しました。欧州市場では、朝方に114.3円台まで上昇しましたがその後は114.0-2円間の推移が続きました。NY市場では、材料難で一時113.9円台まで下落する場面も見られましたが底値は堅く114.035円で取引を終了しました。
【火曜日】
ドル円は東京市場、米債利回りの上昇や日経平均株価が上げ幅を拡大したことで114.46円付近まで上昇しました。欧州市場では、朝方に114.48円台まで上昇しましたが、翌日からのイエレンFRB議長の議会証言を控え114.3円付近の推移が続きました。NY市場では、トランプ米大統領の長男がロシア人弁護士とのメールを公開したことやブレイナードFRB理事が年内利上げに慎重な姿勢を示したことで一時113.7円台まで下落しました。その後はもみ合いとなり113.947円で取引を終了しました。
【水曜日】
ドル円は東京市場、前日のロシア疑惑やブレイナードFRB理事発言を受けてのドル売りが再燃しの113.3円台まで続落となりました。欧州市場では、113.3-5円付近の推移が続きました。NY市場では、イエレンFRB議長の議会証言において、年内の利上げが示唆されることはなく、ハト派の内容と捉えられたことで失望感から112.92円台まで下落しました。その後113円台は回復したもののもみ合いとなり113.168円で取引を終了しました。また、カナダが予想通り7年ぶりの利上げを実施しカナダ買いが広まりました。
【木曜日】
ドル円は東京市場、日経平均株価の上昇を受けて一時113.526円まで値を上げました。しかしその後は議会証言の影響などから米債利回りの低下が進むと112.8円台まで下落、113円付近のもみ合いとなりました。欧州市場でも、112.8-113.1円間のレンジ取引となりました。NY市場では、米債利回りが上昇し113.47円台まで値を上げました。2日目となる議会証言は、前日と大差はなく影響は限定的なものとなり113.291円で取引を終了しました。
【金曜日】
ドル円は東京市場、実質的な5・10日に当たることから、仲値付近にかけて一時113.578円まで値を上げました。欧州市場では、欧州株の下落などを受けて113.1円台まで下落しました。NY市場では、米小売売上高と消費者物価指数がともに予想を下回り、年内の追加利上げに懐疑的な見方が強まったことで112.251円まで急落しました。その後は週末を前にポジション調整の動きとなり112.513円で取引を終了しました。

日付 時刻 内容 結果値 市場
予想値
7/10
(月)
23:00 米)労働市場情勢指数 +1.5 +2.5
- 米)注目度の高い経済指標の発表はない - -
04:00 米)消費者信用残高 +184.10億 +135.00億
7/11
(火)
19:00 米)NFIB中小企業楽観指数 103.6 104.4
23:00 米)卸売在庫【確報値】 +0.4% +0.3%
米)JOLT労働調査 566.6万件 -
- 米)注目度の高い経済指標の発表はない - -
02:02 米)3年債入札 国債入札
7/12
(水)
20:00 米)MBA住宅ローン申請指数 -7.4% -
21:30 米)イエレンFRB議長の議会証言・原稿公開(実際の議会証言は23時) 要人発言
23:00 加)BOC政策金利声明発表 25bp
利上げ
0.75%
25bp
利上げ
0.75%
23:00 米)イエレンFRB議長の議会証言【下院金融サービス委員会で半期に1度の金融政策報告に関する議会証言】 要人発言
- 米)注目度の高い経済指標の発表はない - -
23:30 米)週間原油在庫 -756.4万 -
02:02 米)10年債入札 国債入札
03:00 米)地区連銀経済報告(ベージュブック) - -
7/13
(木)
21:30 米)新規失業保険申請件数 24.7万件 24.5万件
米)生産者物価指数【コア】 +0.1%/
+2.0%
+0.1%/
+1.9%
±0.0%/
+1.9%
+0.2%/
+2.0%
22:30 米)イエレンFRB議長の議会証言【上院銀行委員会で半期に1度の金融政策報告に関する議会証言】 要人発言
02:02 米)30年債入札 国債入札
03:00 米)財政収支 -902億 -200億
7/14
(金)
19:51 米)JPモルガン・チェースの決算発表 大手金融決算
21:00 米)シティ・グループの決算発表 大手金融決算
21:01 米)ウェルズ・ファーゴの決算発表 大手金融決算
21:30 米)小売売上高【除自動車】 -0.2%/
-0.2%
+0.1%/
+0.2%
米)消費者物価指数【コア】 ±0.0%/
+1.6%
+0.1%/
+1.7%
+0.1%/
+1.7%
+0.2%/
+1.7%
22:15 米)鉱工業生産/設備稼働率 +0.4%/
76.6%
+0.3%
76.8%
23:00 米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 93.1 95.0
米)企業在庫 +0.3% +0.3%

※7/10~7/14米ドル円とユーロドルの動き
週間レンジ
米ドル円/114.486/112.251/112.513(高値と安値の値幅は2.235)
ユーロドル/1.14887/1.13695/1.14672(高値と安値の値幅は0.01192)

0710-0714ドル円チャート 0710-0714ユーロドルチャート

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◆今週のポイント◆
日付 時間 内容 前回発表値 市場予想値
7/17
(月)
21:30 米)NY連銀製造業景気指数 +19.8 +15.0
7/18
(火)
18:00 独)ZEW景況感調査 +18.6 +18.0
欧)ZEW景況感調査 +37.7 -
- 米)バンク・オブ・アメリカの決算発表 大手金融決算
- 米)ゴールドマン・サックスの決算発表 大手金融決算
21:30 米)輸入物価指数 -0.3%/
+2.1%
-0.2%/
+1.3%
23:00 米)NAHB住宅市場指数 67 67
05:00 米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】 +18億/
+658億
-
7/19
(水)
20:00 米)MBA住宅ローン申請指数 -7.4% -
- 米)モルガン・スタンレーの決算発表 大手金融決算
21:30 米)住宅着工件数/建設許可件数 109.2万件
116.8万件
116.0万件
120.8万件
23:30 米)週間原油在庫 -756.4万 -
7/20
(木)
12:00 日)BOJ政策金利声明発表 - -
日)BOJ経済・物価情勢の展望(基本的見解)公表 - -
15:30 日)黒田日銀総裁の記者会見 要人発言
- 米)バンク・オブ・ニューヨーク・メロンの決算発表 大手金融決算
20:45 欧)ECB政策金利声明発表 0.00%
据え置き
0.00%
据え置き
21:30 欧)ドラギECB総裁の記者会見 要人発言
米)新規失業保険申請件数 24.7万件 -
米)フィラデルフィア連銀景況指数 +27.6 +21.5
- 南ア)SARB政策金利声明発表 7.00%
据え置き
7.00%
据え置き
23:00 米)景気先行指数 +0.3% +0.4%
02:00 米)10年物価連動債入札 国債入札
7/21
(金)
- 米)注目度の高い経済指標の発表はない - -

今週は、月曜日の東京市場が祝日で休場。ユーロドルが上昇方向に進んでいるので、ECB理事会やドラギECB総裁の発言にも注目しています。米国は、主要企業の決算発表が本格化します。

posted by FX主婦 at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | FX経済指標情報 | 更新情報をチェックする
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