2012年11月21日

米大統領選と今後の為替相場

先日11月7日には米国では大統領選がありました。結果は民主党のオバマ大統領が共和党のロムニー候補を破って再選を果たしました。
今後4年間もオバマ政権が続きます。
マーケットの間でもこの米大統領選は注目されていました。
米国は雇用問題や財政問題と難題を多く抱えています。
今後の為替相場はどうなっていくのか分析したいと思います。

オバマ大統領再選

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◆米国が抱える問題点

再選したオバマ大統領は勝利を祝う間もなく取り組むべき 課題が待っています。
・財政の崖に対処してブッシュ減税延長の是非を判断すること
・ イランの核問題
・中東の情勢不安
・中国との貿易問題
・欧州連合の経済不安
・米国の雇用創出 、移民対策、教育改革、 財政赤字削減、エネルギー開発
このようにあげればきりがなく、上記意外にも水面下の課題も多々あります。
現在の米国の状況はというと、かつて中間層を支えていた製造業の雇用が米国に戻ってくることはないでしょう。
米国が今後も成長と指導的立場を維持するためには何が必要なのかを現実を見て対策を講じていく必要があります。


◆米大統領選を終えた今後のドル相場

米大統領選直後のNY市場はオバマ大統領再選の祝賀モードとは裏腹にNYダウは300ドルを超える大幅下落、クロス円、ドル円も下落しました。
株安の背景には欧州経済への不安と共に米議会選挙で上院が民主党支配が濃厚、一方下院は共和党が多数というねじれ状態となったことが大きかったようです。
大統領選挙への注目はすぐに「財政の崖」問題に移りました。

【過去の大統領選をめぐるドル円相場の動き】
米大統領選挙の翌年のドル円相場は上昇しやすいというアノマリーがあります。理由は大統領選が行われる年は、不透明感から、積?極的な為替取引が控えられがちな一方で新大?統領決定に伴い景気上昇期待が高まる事?、大統領が発表する政策に沿って新規投資が?活発化することから翌年はドル高になりやす?いと言われています。

【焦点となっている財政の崖問題とは?】
フィスカル・クリフと呼ばれているこの問題は・・・
★2000年代に始まった所得税などに対する大型減税策、(ブッシュ減税)が2012年末に期限切れとなること。
★2001年アメリカの債務上限が問題となったときに2013年1月からの強制的な予算削減。
→2013年から減税が切れ、実質的増税と強制的な歳出削減のダブルパンチによって急激な財政の引き締めが起こる可能性があることを「財政の崖」と呼んでいます。

気になる今後のドル相場として予想されているのは来年早々に減税措置が終了し、歳出削減策が自動的に発動されるため、これを放置してしまえばGDPを0.5ポイントも下げる可能性があるといわれています。民主党、共和党が減税措置の延長に異論はないものの、財政の崖をどうやって回避するのかでもめているそうです。
米議会は今年いっぱいは選挙前の旧体制、来年の新議会の発足までは崖回避に向けて動き出す可能性は低いのですが、崖が近づくにつれて円高が進むことが考えられます。上記のこと参考に、来年以降の取引も視野に入れていきたいと思います。


posted by FX主婦 at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | FX気になるあの人(物) | 更新情報をチェックする
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