2012年08月08日

2012年後半相場の注目ポイント

2012年も中盤です。FX業者のセミナーでは2012年後半の動きを見据えた内容が増えてきました。
引続き市場では欧州不安が材料視されています。この流れはいつまで続くのでしょうか?


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先が見えないユーロ不安
2012年の相場は円高傾向が強く、ドル円で70円台後半から80円台前半をうろうろ。ユーロ円は97~98円台に突入するなど介入を待ちわびているかのような相場が展開されています。

※2012年1月~7月のレンジ※
・ドル円 76~84円
・ユーロ円 94~111円
・豪ドル円 74~88円

ユーロ不安は解決するのか?
先日ECB総裁は「ユーロを守るためならどんな手段でもとる」と強気の発言をしていましたが、その後の会見では特に進展がなくユーロの失望売りが進みました。
そもそも欧州不安の問題はユーロという統一通貨の元で各国がそれぞれに国債を発行しているため矛盾が生じました。
今まさに財政が一番弱いギリシャがユーロから離脱をする可能性が高まっていますが、それは一般国民へのリスクが懸念されており、ユーログループの議長は好ましくないという考えを示しています。
仮にギリシャが離脱したとして、次にその次に財政の弱い国がターゲットとなることが続いていくことになると懸念しています。
そしてそれがユーロの中でも経済大国のドイツやスペインに及んだ場合は深刻になることが予想されています。

ユーロ不安の解決案
ユーロ不安を解決するためにはどうしたらよいのか?
JPモルガンチェース銀行の著名ストラテジストでありFXセミナーでもおなじみの佐々木融氏によると「通貨と国債発行」のねじれ状態を解消する「共同債」の発行しか方法がない!とのことです。
世界の機関投資家にとってユーロ建てのソブリンは資産分散の観点から必要。ユーロの共同債が発行されることで、現状のユーロ不安が解消する可能性があると指摘をしています。
ユーロの「一つの通貨とバラバラの国債」が問題なのでそこを解決したらよいとのこと。
そうなると日本よりずっと財政状況はよいので、ユーロの共同債ができた後に日本の国債が買われてユーと共同債が売られる理由はないそうです。
まだユーロが下落するリスクは大きいものの、スペインが不良債権問題を対処していく中で解決策として共同債の話が出たら反発すると見ています。スペインの動きに注目です。

2012年後半の為替相場の特長は?
・欧州周辺国に対する懸念の高まり次第と予想されています。
・欧州でのグローバル景気が大きく落ち込むと、米国はQE3を含めた追加緩和を実行。そうなるとドル円は下落し、クロス円が上昇する形になるといわれています。
また、ユーロの動きを睨んだスイスフランの動きにも注目。スイス中央銀行はユーロ不安になるとスイスフランの高値を阻止するため2011年9月からユーロ/スイスフランの為替介入を続けています。しかしこれも長続きはしないとのこと・・・。
スイスフランが為替介入をあきらめた時点でその影響はユーロとスイスフランに現れると佐々木氏は見ています。短期間での値動きも大きいので短期トレーダーにとっては注目をおすすめします。

これを踏まえて佐々木氏の考察からみられる2012年後半相場のポイントは・・・・??

1.ユーロ不安については「共同債」のようなアイディアが現実味を帯びてくればユーロの買い戻しにつながる可能性があるかも?

2.米国QEOや日銀の追加緩和はユーロ不安の方向性次第

3.豪ドル下落は買いチャンス!!スイスフランの介入の動きにも注目

以上を踏まえて取引のチャンスを逃さないようにしましょう!
posted by FX主婦 at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | FXの情報や動向 | 更新情報をチェックする
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