2011年10月26日

第3代欧州中央銀行総裁の新ドラギECB総裁

ご存知、トリシェECB総裁が今月10月31日で8年の任期を終えで退任となります。
そして11月1日には、新ECB総裁としてイタリア出身のドラギ氏が就任となります。
本日は、第3代欧州中央銀行総裁の新ドラギECB総裁について、見ていきたいと思います。

プロフィールは以下の通りです。

本名 マリオ・ドラギ マリオ・ドラギ氏
誕生 1947年生:64歳
出身 ローマ
経歴 1976年:マサチューセッツ工科大学で経済学博士号を取得
1981年:フィレンツェ大学教授
1984年:世界銀行エクゼクティブディレクター
1991年:イタリア経済財政大臣
2002年:ゴールドマンサックス副会長
2006年:イタリア銀行総裁

9月9日付け英フィナンシャルタイムズ紙によると、関係者はドラギ氏の事を、下記の様に語っているとの事です。(抜粋:日本経済新聞より)
・「ドラギ氏は強硬論者のドイツ政府以上にドイツ的だ。情け容赦しない」と語る。同時に、イタリアの債務不履行という事態だけはなんとしても避ける必要に迫られ、信頼を失墜し、醜聞まみれの同政権を支持するというやっかいな立場に立たされることも予想。
・イタリア政府の高官や野党政治家は11月1日の総裁就任後、ドラギ氏はさらに厳しい要求を同国に突きつけると見る。新総裁と首相、トレモンティ財務相の不仲により、それはさらにやっかいな仕事になりそうだ。政権が市場の圧力で崩壊すれば別だが、その可能性は当面ないだろう。
・抜け目のないドラギ氏は、トリシェ総裁以上にECB、独、仏の間の共通見解の構築に成功すると見る。「ドラギ氏は調停者に徹することが求められる」

ドイツ国民のなかには、高債務国であるイタリア出身総裁への抵抗感も強く、ギリシャ政府の債務隠しに加担したとされる大手投資銀行の経営幹部として在籍していた点も問題視する見方もあります。
一方、イタリア財務省時代は民営化を推進し実績を残した事により、ウォール街関係者から「スーパーマリオ」というあだ名が付けられた程の経営力を持ち、イタリア危機が懸念されるときに、それを救う立場の代表にイタリア人が採用されるいうことは、戦略的な人事との見方もあります。

初の理事会は11月3日。
任期は2019年10月31日まで。
初の仕事は利下げともささやかれている、ドラギECB総裁。
理事会メンバーの入れ替えが相次ぐ様です。新しいヨーロッパの歴史に繋がるか期待ですね。

posted by FX主婦 at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | FX気になるあの人(物) | 更新情報をチェックする
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