2011年03月07日

3/7~3/11★今週のポイント

おはようございます。
週明け月曜日の東京市場でドル円相場は、82円30銭前後で始動しました。
先週は週を通して、米国景気回復期待に立脚したドル高・円安上昇圧力が発生するたびに、中東緊迫化懸念によるドル安・円高圧力が勢いを増してドル円相場の上値を削り込むという展開になり、この結果、先週のドル円相場はかなり材料盛りだくさんだったにも関わらず、週足の最大値幅が1円40銭未満と控えめなレンジに押し込められてしまいました。
今週のポイントをみていきましょう。
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◆先週の経済指標の結果と為替相場◆

先週(2/28~)の為替相場の流れを復習します。
【月曜日】
NY市場ではポンドが堅調。ロンドン16時のフィキシングに向けて買いが膨らみました。ポンドドルが1.6277ドル、ポンド円は133.33円まで上げました。一方、ユーロドルは上値が重かったです。ECBの早期利上げ観測を背景に買いが入り1.3857ドルと2月2日以来の高値まで上げました。ただ、2日の高値1.3862ドルを上抜け出来なかったことが上値の重さを意識させて手仕舞い売りが出て、1.38ドル台を割り込む場面もありました。また、ドル円はクロス円の買いにつれて一時81.98円まで上昇しました。
【火曜日】
NY市場ではユーロドルが買い先行後、下げに転じました。「米著名シンクタンクリポートが、3日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会でインフレや経済成長のスタッフ予想が上方修正されると示唆した」と伝わり、1.3849-52ドルまで上げる場面がありました。ただ、原油先物相場の大幅高を嫌気して米国株が下落すると、リスク資産圧縮目的で売りが膨らみ、1.3762ドルまで押し下げられました。ユーロ円は112.75円まで売られました。
【水曜日】
NY市場ではドルスイスフランが軟調。中東情勢の混迷を背景に資金の逃避先としてスイスフランが物色されました。0.9202スイスフランと史上最安値を更新しました。一方、ユーロドルは、ECBの利上げ観測を背景に買いが入り1.3890ドルと2010年11月9日以来の高値まで上げました。また、ドル円はスイスフランやユーロなどに対してドル売りが進んだことにつれて81.57円まで下げましたが、ベージュブックで緩やかな景気回復が示唆されたことを受けて米長期金利の上昇幅が拡大したため81.94円まで戻す場面がありました。
【木曜日】
NY市場ではユーロが大幅高。トリシェECB総裁が定例会見で「インフレ見通しのリスクが、上方にシフトした」「非常に警戒することが正当化される」「警戒とは、来月金利が上昇する可能性があることを意味する」などと述べたため、4月の利上げ観測が高まり値を上げました。ユーロドルは1.3976ドルと2010年11月8日以来の高値まで、ユーロ円は115.18円と昨年11月4日以来の高値まで上げました。また、ドル円は、米新規失業保険申請件数が強い結果となったことを受けて円売り・ドル買いが出た。強い米雇用指標を受けて米長期金利が上昇したことも買いを誘い82.53円まで上昇する場面がありました。
【金曜日】
NY市場ではユーロドルが一時買われました。ECBの利上げ観測を背景にした買いが入り、1.4009ドルと2010年11月8日以来の高値まで上げました。ユーロ円は116.00円と5月14日以来の高値まで買われる場面がありました。一方、ドル円は荒い値動きでした。2月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は予想よりも弱かったものの、失業率が強い結果となったことを手掛りに買いが入り83.09円まで上げました。ただ、事前に雇用統計の改善を期待して買われていたこともあって、買いは長続きしませんでした。その後は、米金利が低下に転じると売りが優位になり、82.21円まで下げる場面がありました。

日付
注目の経済指標&イベント
結果値
予想値
2/28(月) 欧)消費者物価指数【確報値】 +2.3% +2.4%
個人所得/個人支出 +1.0%/+0.2% +0.4%/+0.4%
PCEデフレーター[前年比] +1.2% +1.3%
PCEコア・デフレーター[前月比/前年比] +0.1%/+0.8% +0.1%/+0.8%
シカゴ購買部協会景気指数 71.2 67.5
3/1(火) 中古住宅販売保留 -2.8% -2.3%
ダラス連銀製造業活動指数 17.5 12.6
豪)RBA政策金利&声明発表 4.75%据え置き 4.75%据え置き
欧)消費者物価指数【速報値】 +2.4% +2.4%
加)BOC政策金利&声明発表 1.00%据え置き 1.00%据え置き
3/2(水) ISM製造業景況指数 61.4 60.5
建設支出 -0.7% -0.5%
チャレンジャー人員削減予定数 +20.0% --
ADP全国雇用者数 +21.7万人 18.5万人
3/3(木) 週間原油在庫 -36万 --
ベージュブック(地区連銀経済報告) -- --
欧)ECB政策金利&声明発表 1.00%据え置き 1.00%据え置き
欧)トリシェECB総裁の記者会見 -- --
週間新規失業保険申請件数 36.8万件 --
第4四半期非農業部門労働生産性 +2.6% +2.6%
第4四半期単位労働コスト -0.6% -0.6%
3/4(金) ISM非製造業景況指数 59.7 59.7
雇用統計:非農業部門雇用者数 +19.2万人 +17.5万人
雇用統計:失業率 8.9% +9.1%
製造業受注指数 +3.1% +2.2%


※2/28~3/4 米ドル円とユーロドルの動き

週間レンジ
通貨ペア/高値/安値/終値
米ドル円/83.071/81.571/82.311(高値と安値の値幅は1.5)
ユーロドル/1.40068/1.37113/(高値と安値の値幅は0.02955)

0228-0304ドル円チャート
0228-0304ユーロドルチャート
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◆今週のポイント◆

日付
注目の経済指標&イベント
前回値
予想値
3/7(月) 消費者信用残高 +60.99億 +34.00億
3/8(火) IBD/TIPP景気楽観度指数 50.9 -
3年債入札(320億ドル) - -
3/9(水) 卸売在庫 +1.0% +1.0%
週間原油在庫 -36万 -
10年債入札(210億ドル) - -
3/10(木) NZ)RBNZ政策金利声明発表 3.00%
据え置き
3.00%
据え置き
英)BOE政策金利声明資産購入枠発表 0.50%
据え置き
/2000億
据え置き
0.50%
据え置き
/2000億
据え置き
貿易収支 -406億 -412億
週間新規失業保険申請件数 36.8万件 -
財政収支 -498億
(-426億)
-2405億
30年債入札(130億ドル) - -
3/11(金) 小売売上高 +0.3% +0.8%
小売売上高【除自動車】 +0.3% +0.6%
ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】 77.5 76.8
企業在庫 +0.8% +0.7%

・・・というラインナップになっています。
米雇用統計発表の翌週は毎月こんな感じですが、材料的にやや少なめな印象です。あとは、米国の個人消費関連統計ということで金曜日の小売売上とミシガン大指数ぐらいが注目でしょうか。 そして、予定されている地区連銀総裁の発言などはマーケットの認識を覆すほどの衝撃発言が飛び出す可能性は低いと思いますが、何があるか分からないのが為替相場なので一応用心しておきましょう。その他、米国で火曜日から木曜日にかけて毎晩深夜27:00に国債入札が3年、10年、30年の順番で実施される予定になっています。最近は米国債利回りの水準とドル円相場の水準の関係が過去に比べてズレてきているように見えますが、各時間帯の方向感については比較的素直な連動の足跡が認められますので、デイトレ的には国債入札前後の需給トークなどに由来する米国債利回りの動きなどにも要注意です。

posted by FX主婦 at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | FX経済指標情報 | 更新情報をチェックする
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