信託保全される範囲について

トレイダーズFXが9月9日に3か月事業休止を発表。
スプレッド0pips〜、2週間で口座申込件数2,000件と、FX業界を騒がせた業者が、わずか2か月で業務停止に至ったことに関しては、理解しがたいですね。
証拠金の返還に影響は出なかった事が、なによりも救いです。
それは信託保全だったからでしょうか?

一言に「信託保全」といっても、全額返ってこない事もあるんですよね。
今日は、「信託保全」の詳細項目について、紹介します。
現在口座を持っている業者・もしくはこれから開設しようと思っている業者について、要チェックが必要ですョ。

 

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「信託保全」とは、、、
会社の資産と顧客の証拠金を区別して分別管理を行い、さらに顧客資産に関しては、信託口座にて管理を行うこと。
万が一、破たんすると、信託保全されている資産の範囲内で個々のお客様の資産額に応じて配分額を計算し、受益者代理人を通じて個々のお客様へ返還される。

大事なのは、信託保全されている資産の範囲内という部分。
では、どういう範囲に分かれているのか、確認していきましょう!

保全確認項目
内容
通貨の保全対象 日本円だけ
日本円・外貨の一部
日本円・外貨両方
信託の範囲 顧客証拠金全額を信託保全している
顧客証拠金の一部はカウンターパーティに担保金として差し入れ、残りを信託保全している
値洗い 月1回
週1回
毎日

資金の管理/
破産時、証拠金返済業務担当者

内部管理者

外部監査人(資金管理)/外部弁護士(証拠金返済業務)

外部監査/弁護士+内部管理者
信託保全の対象 証拠金
証拠金+保有ポジションの含み損益+スワップ収益-取引手数料


業者はどこまで、明確に記載しているのか、ランダムに10社確認してみました。
○=記載あり ×=記載なし 
FX業者名 対象
通貨
信託の
範囲
値洗い 資産
管理者
返済
担当者
信託
保全
対象
備考
セントラル短資
×
参考
クリック証券

-

×
参考
MJ
-

×
×
参考
FXCM
-
×
参考
AFT
×
参考
マネーパートナーズ
×
参考
豊証券
-
×
×
参考
マネースクウェア
参考
FXトレーディング
システムズ
-
参考
FXプライム

-

-

参考


「信託保全」が重要視されているためか、ほとんどの業者が 記載ありました。
上記の表は、記載があるかないかだけなので、どういう内容かをきちんと確認し、把握を各自でお願いいたします。
(×になっている部分も、口座開設前後に提示される資料などに記載してある可能性があります。○の部分も各自で再確認をお願いします。)


今回は、真実の公表により事業休止という対応になりました。
近年では、虚偽の報告により、業務を継続し、その結果、破たんにつながったケースもあります。

大事な資産を預け、取引する業者を今一度、さまざまな視点から見直してみるいい機会になったと思います。
まずは、信託保全だから安心!といった概念を捨てましょう!

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