ユーロドルは2008年7月の1.5967ドルを最高値に達した後は下落を続け、8月に入ってからもその勢いは止まらず、現在もユーロ安な相場が続いています。
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◆ユーロドルチャート

※外為オンラインのチャートです。
日足2008/4/11〜2008/9/10
昨年のサブプライム問題を思い出させる下がりっぷりです。
それまでのユーロは比較的高水準で2008年の7月には1.5967ドルという高値を付けていました。
そして9月現在時点では、約1.4160まで下落。2008年7月から今まではずっと「売りサイン」の相場が続いていています・・・
◆ユーロ安の原因
ユーロ安の原因は明確な部分と不透明な部分がありますが、大きく分けると3つあります。
ユーロ安を引き起こしている要素 |
・米政府による米住宅金融2社への公的資金の投入の好感 |
・グルジア問題をはじめとする「ロシア情勢」 |
・欧州経済の不安定さ。 |
◆ユーロ安の影響。
・ユーロの主要国であるドイツ・フランス・イタリアなどでは企業生産や小売業の売上高等の景気指標が悪化
・今後もまだユーロ安が続くなら、原油等の輸入等の押し上げ個人消費への影響が懸念されています。(当面ユーロ安は続くだろうとの見解が多いです。)
・グルジア問題もけっこう深刻なのです。
なぜならヨーロッパ諸国のロシアへの原油依存度が高く、特にブルガリアに関しては9割を超えています。このグルジア問題によって、原油や天然ガスの欧州向けのエネルギー供給に支障がでることになるのです。
◆アジア通貨も下落中
ユーロだけではなく、アジアも主要通貨の対ドルの為替相場も下落しています。

※Yahooファイナンスより〜韓国ウォン/米ドル 1年〜
韓国ウォン・フィリピンペソ・インドルピー・マレーシアリンギット等が全面的に下落中です。これもサブプライム問題による米経済、欧州経済の減速がアジア諸国の経済を冷え込ませるのではと懸念されています。
また韓国では金融不安が起こる可能性があるので、それは「9月危機」だと、囁かれています。
当面、このようなユーロ安、アジアの主要通貨の下落が継続される相場となりそうです。
下げ止まりを見込んで「買い」から入るのか?それともストップロス機能を利用して「売り」から・・・?変動の激しいときに差分を得ることも魅力ですが、ストップロスはお忘れなく!!



